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カリスマ 中内功とダイエーの戦後 佐野眞一
中内功率いるダイエーは、革命的な流通再編を断行、同業者との値下げ合戦にも次々と勝利し、事業を急速に拡大してゆく。そして気が付くと、ダイエーは日本最大のスーパーに成長し、中内は小売業界の帝王として君臨していた。だが、バブル経済が崩壊すると、中内ダイエーは空前の借金地獄に転落する―。
驕れる者は久しからず。三島由紀夫が割腹自殺した1970年11月25日、中内ダイエーは格安テレビ「ブブ」を売り出し、消費者が殺到する。それから28年…。大宅賞作家が描く衝撃の企業ノンフィクション!!
苦悶と狂気
飢餓と闇市
拡大と亀裂
挑戦と猜疑
膨張と解体
レビューより
ダイエーの成長と挫折の軌跡と、創業者の中内功の成功と終焉について書かれています。破たんまでのダイエーの全部じゃなくても一部でも知っていて、実際のお店に行かれたことがある方なら
かなりの勢いで読み進めることができる一冊です。
ダイエー創業者・中内功の評伝である。なつかしい本である。いやあ、ハマった、ハマッた。佐野眞一は、中内のことを「日本の戦後復興と高度成長時代、そしてバブル時代を通じて、時の神に愛され、そして最後は追放された実業家、つまりカリスマ」として描き出した。このため、中内の人間像は「ちょいワルだがエネルギッシュで、そして最後は破滅を運命付けられた、まるでワグナーの楽劇みたいな神話的英雄」と映る。まあ、話としては面白いが。
狂気と紙一重の壮絶な戦争体験から生還した中内氏が ヤミ市から始めた事業をがむしゃらに拡大して巨大な富を築き、そしてバブル経済の崩壊と共に転落してゆく姿は、日本の「戦後」そのものの姿であり、その生き様にはどこか我々読者の胸をもえぐるようなところがあります。他人事と割り切れないのです。